ペン習字を始めたきっかけから現在まで

母方の祖父の趣味が習字、父も字をきれいに書くということに関心がある性格だったため、小さいころから、文字をきれいに買くことに憧れていました。

一通り、はやりの文字、まんが字などその場その場で文字を変えたりして来たわけですが、中学生の頃、文字をキレイに書きたい!ということで、何の講座かは覚えていませんが、母に頼みこんでボールペン字通信講座を申し込んだのを覚えています。

ところが、実際やってみると学校で習うひらがなと全く違う!
独学は大人でも難しいのに、中学生には厳しいものがありました。
たった数回の添削で提出を止めてしまい、中途半端に習った文字はかえって汚くなってしまい、同級生の男子に「おまえの汚ねーなー」と嫌がられてしまうほど。すっかり自信をなくしてしまいました。

高校生の頃はペン習字とは無縁でしたが、「学校が 硬筆書写検定3級の受験会場になるから、みんな受けてみろ!」との先生の声で、半ばみなさん無理やり受験したわけですが、直前にちょっと勉強しただけで、意外にも合格。
「へぇ〜3級くらいの実力はもしかして私にも、ある?」と、ちょっと自惚れ傾向でしたが、再びペン字に興味を持ちました。

大学時代、文字のことはすっかり忘れていましたが、社会人になって結婚し、引っ越した時、「近所に友達がいない!」「子どもがいないとなかなかお友達を作るきっかけもない!」「活動の場を広げてみよう!ということで、ぱっと目に入ったのが新聞の折り込み、「カルチャーセンターのご案内」でした。

沢山ある中から目に止まったのは、やはりペン習字。自分の仕事に関係の無い分野で、何か趣味を始めてみたい、それで友達が出来たら一石二鳥かな!3か月で12000円・・・月4千円なら、いいね!!

早速通い始めたカルチャーセンターでの教材が、先生推薦の「ペン時代」という競書雑誌。
毎月お手本を見て課題を提出すると級があがっていくという、課題と級の発表の氏名がずらーっと載っている(だけの?)雑誌です。一冊500円。

始めて2カ月、先生の勧めで硬筆書写検定2級に挑みました。傾向も教えてもらい、合格。
ですが、3か月目に妊娠がわかり体調も悪かったため、カルチャーセンターと競書雑誌は止めました。

それから5年程たった2年前。再びペン習字をやってみようという気持ちが沸き起こり、「ペン時代」を個人会員で再購読。当時の級を引き継いでくれるのも、再開する気になったきっかけです。

競書雑誌というものは、添削まではしてもらえません。ただただ級が上がるので、自分の悪いところ、直してほしいところを指摘してくれる先生がいないのです。

子育てに多忙、自分にもそんなにお金をかけられない専業主婦。インターネットで検索していくうちに、「ペン時代」の先生方が添削してくれる通信講座がある!年間12600円。
月1000円ちょっとなら、競書雑誌合わせても1500円・・・これなら家族の許可も得られそうかなということで、始めたのが「パイロットペン習字通信講座」です。

講座と競書雑誌については後に書きますが、基本はこの2本立てで頑張ろうと思います。

前回の6月20日に受験した硬筆書写検定準1級は理論は何とかギリギリ受かるかなと自己評価していたのが、理論も実技も合格していました。

今は浮かれ上がっているので、その、今のうちにブログを始めて、自分のモチベーションを維持出来たらなぁ、とそんなところです。

ペン習字は、毎月の課題などを画像にアップしながら、練習した記録もつけていけたらと思っています。


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