マカトン法ワークショップ 基礎2・アドバンス

2013年5月13日に記述したマカトン法の記事が中途半端に終わっていたので、続編を書き、締めくくります。詳しくは過去記事をご覧ください。


マカトン法ワークショップ 基礎1を受けた後、基礎2、アドバンスコースと全3回のコースを受講しました。
会場は練馬区にあります、旭出学園。



基礎2、アドバンスと進むにつれて、使えるマカトン法の語彙数はかなり増えましたし、マカトンサインを使うことにも自信が持てました。
基礎1では、9つのグループのうち、3つまでのマカトンサインを習得しましたが、アドバンスまで受けることにより、全てのマカトンサインをマスターしました。


知的障がいのお子さんをお持ちの方で、お子さんとのコミュニケーションツールとして、興味がある方は、受講されて損はないと思います。やはり自己流でマカトンサインを使うのと違い、自信を持ってサインを使えることで、子どもにも「言語」として伝わるように思います。



我が子は4歳で発語するまで、約1年間マカトンサインを使いましたが、使っていなければ発語はもっと遅かったと思います。
おそらく本人なりに発音できない言葉で、一生懸命親の私に伝えようとしていたと思うのですが、その音声を私が、「我が子の意味ある言葉」として、認識出来ていませんでした。
マカトンサインを繰り返し使うことで、我が子はこれならば伝わる、と実感してくれたようで、積極的に不可解な音声と一緒にサインを使うようになりました。それを見てこちらも初めて、今までも何かと発していたということを確信することが出来ました。
構音障害があり、今でも発音不明瞭ですが、多語文を話すことが出来ていますし、こちらが聞き取りにくそうにしていると、今もマカトンサインを使います。
また、マカトンサインではない自作のサインを咄嗟に使うこともあります。
手振り、身振りで伝わる、これを理解してくれたことは大変意義あることでした。



知的障害の程度や特性によってはマカトンサインを習得できるかどうかわかりませんが、私は使ってみる価値はあると思っています。



我が子は4月から特別支援学校の小学部1年生。やっとここまで来た〜。




障がいの子が生まれて来て良かった、と思うことは1度もないですが、我が子が生まれて来て良かったとはいつも思います。
ハンディキャップを背負う中で、どう生きていくかをこれからも一緒に考えて行きたいと思います。



頻繁な病院通いと家の往復のみで心が滅入っていたり、投薬管理や吸引、人工呼吸管理等々、とても大変な育児をされている方、入院した子どもの面会を1日中・・・家に帰ってぐったりという方。少しだけ自分の時間を作ってみませんか。
ペン習字はお勧めですよ。お金をかけずに出来ます。
ペン習字でなくても、自分が楽しいと思えることを1つ見つけること、お勧めします。