検定を終えて

みなさんコメント本当にありがとうございました。書いたブログにコメントが付くととてもやりがいを感じます。



今回の受験。練習した成果が上がり、三体がいくつかはそれなりに書けるようになりました。準1級の受験から5カ月しか経っていないのに、縦書きも横書きも字形にも布置にも、以前より気を配れるようになり、上達を実感した検定でした。


その一方で、理論の勉強がまだまだ甘いぞと思い知らされました。
だいたいこの位やれば大丈夫っしょ。と、甘く見過ぎていた部分もあります。
理論の出来の悪さは実技の時間に響く。こんな重要なこと、落としていました。
理論をスムーズに解けないことによって無くなった実技を解く時間。今後の受験でも第1問の速書きの次は理論問題を解く予定なので、もう少し理論をさくっと解けるようにしなければなりません。
また、横書き、縦書きについても、丁寧さも大事だが、スピードを上げて確実に書く練習も必要になってくるようです。



掲示文は、時間がそれなりにないときれいに書けないこともわかりました。
あの雑雑な掲示文を審査の方々はどう見るかな。


もしかしてのもしかして。合格しているかもしれない、片方合格をしているかもしれない、その時は、運も良かったんだ!とものすごく喜ぶ予定にしておいて、次の対策を練らねばなりません。


もしも、片方合格をしていた場合は、次回受験日は2011年1月30日(日)。あと2カ月強しかありませんよ〜。それを考えると、受験結果が来てからの勉強(1カ月後から)では遅すぎます。1月の受験をもう一度するということを頭に入れて今日からまた、勉強に励もうと思います。


次の検定日までの目標は…。



<理論問題>

★草書の読みの練習を徹底する…自分の流派のものではなく、試験に出題される、狩田巻山先生が書かれた草書をすべて読めるようにする。

★書写体、旧字体を完璧に…「理論問題のすべて」にも載っている「沈」の字を間違えたので、そのような間違いを無くす。

★古筆を読む&歴史的仮名遣い…についても、ほとんど覚えましたですと、覚えていない部分が出てきた時に書けないので完成度を高くする

★書道史の問題に時間を割かない…書道史は、ほとんど作者と作品名をつなげる選択問題なので、確認する程度とどめる。




<実技問題>

★第1問はだいたい3分位で書ききれることがわかったので、もう少し丁寧に書き点数UPを狙う練習をする。

★引き続き草書を覚える

★第3問(縦)第4問(横)は字粒や、行頭の揃えなど、より高度なものを書けるように練習する。

掲示文の練習をする(コピックにもっと慣れないとだめなようです)

★各問、時間を計って取り組む。



1月末までのカウントダウンはもう始まっています!
今回はカウントダウンはせず、やれることを一生懸命がんばってみます。
検定を受験してみて、「自信を持てる位に出来たはずなのに合格出来ない」という状態になったら、自分の力不足を感じながら一度休憩しようと思いますが、今回は心残りありますので、次回もがんばります!