わかくさ通信12月号が届きました。

毎月1日か2日に届く、パイロットペン習字通信講座発行の「わかくさ通信」が届きました。
今回は昇段ならずの初段でした。初段からいきなり「天」「地」「人」に分かれているのですがあれはどういうことなのかな。区切る意味が良くわかっていません。



わかくさ通信の中には「各級の優秀作品から」というコーナーがあるのですがこれが実に面白いです。
会員の書いた作品が縮小版になってずらりと掲載され、そこに講師のコメントが添えられています。
同じ文章を書いているのに、こんなに書きぶり(というらしい)が違うの?という感じです。パイロットペン習字通信講座を始めて良かったと思うところの1つがこの、他の人の作品が見られることでした。
孤独な独学。比べる対象が無い。良い意味で人と比べて照らし合わせてみたい。最初は添削だけを目的に始めたこの通信講座でしたが、今はこの作品の鑑賞も魅力の1つとなっています。



男性的な力強い字から、女性的なやさしい字まで。必ずしも字の感じと実際の性別が一致するわけではありません。好きな字もあれば、好みでない字もあります。
自分より級が上だからといって好きでない字もあれば、下の級でもお手本にしたいような字があったり。人の顔や性格と同じように文字もそれぞれなんだと思いました。
今月の優秀作品はとても参考になる作品が多かったです。




高田香雪先生の文字が大好きです。他の系統の字も上手だなと思うし好きな形もあるけれど、高田先生のは憧れです。だからああいう字を書きたいです。真似しても真似してもなかなかなりません。先は長いなーと感じます。
通信講座の講評も一度は高田先生にしていただきたいと思いましたが、もしかしたら今はしていらっしゃらないのかもしれません。
90代後半だそうですが、いつまでもお元気でいていただきたいです。