書道教室行けてないけど、書きました。

月に2回、第2第4の水曜日の午前中、公民館で開かれている書道教室に通っています。
普段先生のお家でやっている教室に、通うことが出来ない数人で公民館を借りてやりはじめた、という内輪の会のようで、
教室へ来るのは先生を含めて5人程、私以外はみんな上級者か師範レベルです。
たまたま広報に教室のことが載っていて、募集はしていなかったのに問い合わせたことから教室通いが始まりました。



去年の夏に始めた時は、中学校の授業以来、しばらくぶりに筆を持ちましたので、筆の洗い方、墨汁の選び方など全くわかりませんでした。
その時に比べれば少しだけ、毛筆に慣れたのかもしれません。
教室に行く時は、私の母に一番下の子を見てもらっていますが、ここ最近、私の予定と、子どもの予定と、母の予定とがなかなか合わなかったり、体調を崩したりで書道教室に通うことが出来ませんでした。




この書道教室でも、「書道誌」を使って勉強しています。
締め切り日はだいたい毎月20日。




ほとんど休んでいた私に、近くに住む会員の方がいつも、先生から朱で書いたお手本(書道誌と同じ課題だが、筆の運び方とか詳しく説明されている)をもらってきて、ポストに入れてくれるのです。また、休んでも課題を書いてこの会員の方にお願いすれば、先生のところまで届けてくださいます。





ここまでしていただいているのに、書かずに今月を終わるわけにはいかない!!!




という訳でして、今日は下の子のお昼寝の間、久しぶりに筆を持ち、課題を書きました。
一度も先生に見ていただいて無いので、ちんぷんかんぷんです。






先生が書いてくださったお手本はこちら。全然違います。アタリマエですが。
私には課題が難しすぎです。




課題はどうなのかわかりませんが、心地よい墨汁の匂いに囲まれて、心を落ち着かせ書けました。
毛筆は難しくて、良くわからないし、自分に向いてるとか、向いてないとか、好きか嫌いかも正直まだよくわかりません。
そこまで行っていない感じです。
大学生の頃亡くなった祖父の趣味が書道でした。趣味としては上手で師範レベルだったそうです。
水墨画も書いていました。更に木工彫刻も素晴らしく上手でした。何より優しかった。自慢の祖父です。
その頃、私は書道に興味がありませんでしたので、祖父に何かを尋ねるということはありませんでした。高価な筆や硯も貰っておけば良かったかなぁ。今になって筆を持ちながら祖父のことを思い出したりしています。
おじいちゃんと同じ趣味を大人になって始める…単純な思考だけど何かの縁かな?これぞ血の繋がり?って思ったりして。
自分の中で、何かはっきり分かるまでは、続けてみようと思います。


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