2年間を振り返る

パイロットペン習字通信講座の10月の課題を提出したところで、ちょうどまる2年受講したことになります。
3年目は上級の課題を継続して学ぶことにしましたが、2年受講した区切りの良いところで、今までの点数・級位を振り返ってみることにしました。




この講座を受講する前は、今も続けている「ペン時代」という競書のお手本を約1年間、臨書して毎月提出しているだけでした。
9年前にカルチャーセンターで半年習うことが出来ましたが、それ以降ペン字を止めてしまい、添削を受ける機会には恵まれませんでした。
この講座を知ったのは、インターネットで「ペン時代」の先生方の名前を検索して見つけたのがきっかけです。
競書の先生方が講師(B系統)ならば、ぜひ添削を受けたいと思いました。




点数や級位段位は単なる数字で、目安にしかならないとも思いますが、自分が上達したかしていないかは誰でも気になるところで、私も一番気になっているところです。上達したのか、しているのかどうか。
点数や級位段位はそのものさしにはなります。



毎月の添削課題を臨書して、活字で発表された級位認定課題を練習して清書。
テキストを開いて練習してくださいって書いてはあるけど、なかなかそんな時間は取れない。
結局毎月たった数文字を字典で調べて、練習して、書いて、の繰り返し。
これで果たして上手になるのかなぁ?と疑問に思ったりもしました。



私自身、まだまだスタート地点であれこれ言う資格はありませんが、それでも練習しながら気付くことがありました。
それは当たり前のことかもしれないけど、繰り返すしかない。
近道は無いというか、地道にコツコツやる以外にない。
それ以外の方法が出来る人は天才や才能の秀でている人で、普通の人は努力しかないんだな〜思いました。
でも、地道にコツコツという長い道を最短距離で歩くコツはあるのだなとも思っています。
通信講座が良い、というより、継続することとか、よく観察することとか、良い作品を見ることが大事なのかな。
そういう意味では、いろんな方の優秀作品を毎月見られるこの講座は、良いと思います。それに先生の講評が書かれているのもとても良いです。



級位段位は順調に上がって5段まで昇段させてもらいました。
点数はだいたい80点から85点の間。あまり変わり映えしませんでした。
でもこの講座を受講中に、硬筆書写検定準1級と、1級に合格出来ました。これは私にとっては大きな進歩。




最初に提出した級位認定課題(左)と最新のもの(右)。
最初に比べれば確実に上達しています。
最初の自分の作品を今なら添削出来そうな気がするので、上達しているんだと思います。
 

3年目もマイペースに頑張りたいと思います!

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