万年筆について。勉強になった。

万年筆について。コメントくださった方から教えていただいて、とても勉強になりました。


万年筆は小さい頃から魅力の筆記具です。
万年筆というより厳密に言うと「デスクペン。」
幼少のころ、事務職をやっていた父は、職場で不要になった調子の悪いデスクペンを自宅に持って帰って来ていました。
「このペン先はね、14金なんだよ。」 
父の言葉に、これはすごいペンなんだ…と特別な感情を持っていたのを覚えています。
おままごとにそのデスクペンを使ったりしていました。お店屋さんごっことか。


中学生の頃、初めて1万円の万年筆を買ってもらいました。
蒔絵のちょっとだけ良い万年筆。
大事にしていたはずが、無くしてしまった時はショックでした。



その後は自分で安い万年筆を買ったりして…。
なぜかシンガポールへ旅行に行った時にモンブランショップで買ったモーツァルト
そして9年前、ペン時代を始めた時に買ったのがパイロット カスタム742のポスティング。
子育てでペン習字からすっかり離れてしまったけど、またやりたくなって再開した2年前。念願の743EFニブも購入。

数をたくさんコレクションしたいわけでは無いので、私にとってこの万年筆達をずっと大切にしていく…で十分だと思います。


けれど他にも魅力のあるペン先がたくさんあること。
「趣味の万年筆」っていう雑誌も本屋で見かけても、見向きもしなかったのに。
ツイッターでみなさんつぶやいているから見るようになっちゃったら、面白くて楽しくて。新しいのも欲しくなっちゃう、が本音。



先日いただいたコメントより


>ミュージックペンは、その他のニブのペンと異なった持ち方をするのがデフォルトです。

何も知らなかったので、びっくり。そんな万年筆があるんですね。
音楽をやるので、ミュージックペンに興味がありましたが、作曲はやらないのであまり必要ないかもしれません。



>ニブ。メーカーによってスリットが一つのものと二つのものがあります。

これは写真で見たことがあります。スリットが二つのものは、細字ばかり普段目にしている私にとっては不思議な感じがします。女性が使うイメージじゃないというか。どしっと構えている感じです。



>カリグラフィーニブは(・・・省略・・・)のカリグラフィー用万年筆についているニブ。ペン先をスパッと切り落としたようなニブでイリジウムがついていません。


画材屋さん、文房具屋さんで見たことがありますが、今のところ自分とは無縁なものです。ペン習字もカリグラフィーも両方上手!になったらカッコいいなぁ。


特殊ニブは別物と考えて、これから先欲しいものリストに入れちゃおうかしら。


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