芸術の秋

は毛筆硬筆共に、少し忙しくなりそうです。


今日書道教室に行ったら、秋の部内展に、条幅作品に出品してみたらどうかと先生に勧めていただきました。
何でも5級以上の人は出品出来るので、私は4級Bなのでギリギリ出品資格を満たしているとか。
筆を貸してあげるから書いてみると勉強になって良いよ、と勧めていただき、それでは気楽にやってみますとお返事したものの、
出品料・紙代・下敷き・更には表装とあらまあ結構かかるのねってのが本音でしたが、挑戦してみることにしました。
作品の締め切りは10月末だそうで、初作品頑張ってみようかと思っています!



11月には毛筆書写検定3級を受験する予定ですので、筆を持つ機会をいつもより多く出来たらと意気込んでいます。
もっとも、いつもよりなんて言う資格はありませんがネ……。




硬筆は、競書誌「ペン時代」10月号で、年に1度の昇段試験の課題が発表されました。
合格すれば4段から5段に上がることになります。年に1回のチャンスなので、ぜひとも合格を狙いたいところです。
11月20日〜12月5日までが受付日なので、少し時間がありますが、毎日過ごしていくときっとアッという間。


昇段試験を受けるのは、これで2回目。1回目は特選から初段に上がる時、そして今回が2回目です。
4段からは最高位まで毎年昇段試験を受けることになります。まだスタートしたばかり、先は長い。
最高位までストレートでもあと9回(9年)あるのです。



昇段試験は自運課題です。臨書にはだいぶ慣れて来ましたが、自運は本当に難しい〜と感じます。
昇段試験の問題を載せてみますので、お時間ある方は一緒に練習してみませんか。1級の検定試験の練習にも役立つかと思います。





①次の語句を楷・行・草で書きなさい。

映画・技術・写実・情景・完成



②次の文章を書きなさい。漢字は行書、かなは連綿でもより。

一夜の風にすっかり裸木となってしまった朝に、季節の移ろいを発見する。
庭先の落葉の上に、うっすらと白い霜が降りはじめる頃は、冬ももうすぐである。



③次の文章を漢字は楷書で、横書きに書きなさい。

2003年11月24日南極大陸で、世界初の皆既日食が観測された。氷の大地からの天体ショー(SHOW)を
14,000キロ離れた日本にリアルタイムで届けられた。


④ハガキ大のわくを作って、自作のはがき文を書きなさい。内容は自由。100字前後、表書き不要。
葉書大の枠の中は無地。用紙に直接ケイを引いてはいけない。


⑤来月号の競書課題



全部で5問です。まずは字典を引くところから始まりそうですね。頑張ります。
同じ昇段試験を受ける方、頑張りましょう。





欲張り過ぎて撃沈〜
にならないようにしたいで〜す。
最近、子どもたちを寝かしつけながら朝までコースが続いてしまっています。
寝かしつけで眠らないようにしなければっ。




本日の教室にて。

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